【日韓夫婦】韓国2人暮らしのお引越しレポ

안녕하세요kahaです！

先日韓国で初めてのお引越しをしました！
日本と違うお引越し文化、問題発生もいくつかあったので共有してみます〜！

お引越し前

まだ住んでいるのに内見にくる

これは本当に理解出来ないシステムなのですが、
韓国では退去することを不動産に伝えると、次の入居者を途切れず探すために
まだ住んでいる状態で内見が始まります。

自分が家にいるときもどんな部屋に住んでいるということを人に見られてしまうのもヤダし、
ドアの番号を教えて留守中に部屋を見られるのも、
いつでも来ていいように常に綺麗にしておかないとだし、いつ洗濯物を干せばいいのか分からないし、どこを触られるかも分からないし、、
どっちも私は嫌ですが、どうしようもないんですよねㅠㅠ

今回は幸い住んでいる時に内見はなかったのですが、
ソウルで1人暮らしをしていたときは
少しお寝坊をしたい土曜日の朝、家の建物に到着してから見に来たと連絡が来たり、

連絡するのを忘れたと急にピンポンしたり、、
とてもストレスでした、、、

このシステムどうにかならないのでしょうか？ㅠ

掃除は入居者がする？

日本は立つ鳥跡を濁さずということわざがあるように、自分が使ったものは綺麗にする、
お引越しや退職する時は後の人を考えて後始末をすると思うのですが、

韓国は入居者がお掃除をしなければなりません。
新築なら自分ですればいいのですが、前の入居者の汚れはプロに任せたい！と
入居前掃除を業者に頼みました。

期待してはいけない入居前掃除？

私たちはタングンで掃除業者を探し、しっかりめにお掃除をしてほしかったので
20万ウォンでお願いしました。

私も配偶者も不在中にお掃除してくれたのですが、
掃除が終わると掃除中の姿や窓を外して綺麗にしたところなどの写真が送られてきて
思ったよりちゃんとやってくれるのねと思って

一応実際に引越し前に見に行ってみると、、、

おや？、、、

シンクに水垢！床に靴の跡？食器棚には何かのカス？排水口に髪の毛がまだ少し残っているぞ？、、、

一体どこを掃除したのかしら？私の方がキレイにできる自信あるぞ
と言う仕上がりでした。

韓国の方に聞いてみたところ、

韓国の入居前掃除業者はあんまり期待しない方がいいよ！適当だから！

とのことです、、
私にとってはお引越しのワクワクが一瞬で萎えてしまう出来事でした。

証拠写真は撮りましたが、他にも手配しなければならないことが多くて、返金対応の連絡はしませんでした。

お引越しの日にち決め

손이 없는 날

日本では気にする方はカレンダー上のいい日とされる日にしたり占いで運気が下がっているときにはしないという方がいるかと思いますが、
韓国では손이 없는 날と言って陰暦で9と０のつく日は悪いお化け？悪神がこない日なので開業や引越しはこの日にするのがいいとされています。
この為引越し業者でもこの日は料金が高く設定されているようです。

※손手がない日→従業員が少ない日ではありません
韓国人配偶者は今まで人が足りない日だと思っていたらしいです笑

祝日

たまに聞くのが引越し業者探しアプリでマッチングし
祝日の当日業者が来るのを待っていたのにこないと思ったら、
システム上祝日は営業しない業者とマッチングしてしまっていた案件！

祝日にお引越しの場合は営業しているのかよく確認しましょう！

お引越し方法

韓国でお引越しするには、

自力

荷物が少なく、車やタクシーでも十分な場合

용달

トラックと運転手さんだけ手配
安いけど物が壊れても知らんぷりされることが多いかも

반보장

荷物詰めか解くのどちらかだけやってくれたり、予め箱を送ってくれたり、自分で用意しなきゃだったり、大きな家具の分解をやってくれたりくれなかったり業者により様々なので要確認

포장

荷物詰め、解きも全部やってくれる
物を触られたくない方は予め対策が必要

보관　

次のお家に行くまでにリモデリングなどで間があいてしまう場合一時保管してからお引越し
どんな環境で保管されるのか要注意

などの方法があります。

アプリで引越し業者を選んだのですが
家のものを写真に撮ってアップロードすると
それをみた引越し業者がうちならいくらでやります！と連絡をくれるシステムでした。

場合によっては実際にお家に来て荷物を見て見積もりをすることもあるようです。

私たちは포장이사

配偶者が全て手配してくれたのですが
大きい家具の分解、組み立て、荷物詰めも荷解きも全て行ってくれる포장이사にすることにしました。

気にならない方には至れり尽せりとても楽ちんなお引越し方法なのですが、

私は日本の一般的なお引越しのように
新しい段ボールに自分で直接荷物を詰められない＝人にものを触られる、キレイか分からないところに入れられるかも
と言うのに抵抗があったので、

貴重品だけでなく大切なお洋服や雑貨のみ
あらかじめ自分で持って行ったり、ビニール袋にある程度まとめて置いたりしました。

配偶者のオススメ条件は

保険あり（壊れても保障してくれる）、追加料金なし、お昼ご飯代要求しない、포장이사

だそうです。

実際に利用してみて

うちはリビング、寝室、お洋服部屋というオフィステルから
距離は車で15分ほど、少しだけ広さがグレードアップした
44㎡のアパートにお引越しをしたのですが、

結果的には

価格は高すぎず、安すぎない20万w
お引越し業者さんは3人、
トラックは大きな屋根付き1台で来ていただき、
2時間40分ほどで終わらせてスピーディーに帰られました。

が！見積もり段階や当日もハプニングがあったのです、

見積もりの意味？

私たちは冷蔵庫や洗濯機など大きな家電も新しいアパートで新しく買って設置するし、
物が多い方ではないはずなのに

引越しおじ

絶対トラック3台必要だよ！
もし2台で済んでも返金できない、2台にして、もう1台必要になったら追加料金が高いよ！

との一点張り。本当に物少ないから一回実際に見積もりに来てくれますか？と言っても忙しいらしく、

プラス、雨の予報だけど屋根無しトラックだから濡れても大丈夫か
お皿を包装してくれるおばさんはこれないからねとご連絡が来まして

何も大丈夫じゃないだろ〜〜!!!!

従業員ではなく、マネージャーと配偶者がお話💥をして

元の契約の値段はそのまま、業者がお金を負担してくれるとのことで
大きな屋根付きトラック1台で来ていただくことになりました。

さすがスピーディー？

最初私たちは9時スタートはどうかと提案したのですが、
業者さんは8時〜8時半がいいとのことでOKし、
それに合わせて起き身支度をしていたところ、、

7時に引越し業者からのピンポン！
？？？？

8時〜8時半って言ってましたよね？？？？

少し待機してもらい

結局7時55分から始まりました。wow!

今までありがとう♡とストーリーを撮る余裕などなく、
引越し業者のおじさんたちの無駄のないキビキビした動きに圧倒されながら、
先に新しいお家に出発しました（自分で追い掃除をするためㅠ）

でも結果的には前のお家とほぼ全く同じように収納してくださったり、
新しいお家の無駄に多い食器棚に私たちの少ない食器を美術館のようにキレイに入れてくださって
始まってからはほぼ問題なく終わりました。（食器は洗ってから使いましょう）

めでたしめでたし?

家電製品は出来るなら早く！時間をずらす

オプションつきオフィステルからのアパートだったので、冷蔵庫、洗濯乾燥機、インダクション、エアコンを購入し、今まで使っていた浄水器、インターネットの再設置と
引越し当日にみんな一斉に設置に来てしまうと
家の中が大変なことになるので

引越し業者さんと時間が被らないようにうまい具合に時間調節の連絡をしてお願いしました。

しかし1番困る冷蔵庫が遅延で当日に設置出来ないハプニングが起こり、
要冷蔵のものはなるべく減らしましたが大急ぎでクーラーボックスを買いましたㅠ
思い通りにはいきませんね

その他日本との違い

他の業者は違うかもですが私が感じた部分です。

・日本のように引っ越しと言ったらここ！という会社は特になく、個人経営の業者が多い

・持っていかないものの指示だけきいて、あとは入居者がいてもいなくても進行

・最後の確認はあまりしていない

・マットや段ボールを入り口に少し敷くけれど、角の保護や養生テープなどでしっかりとめるわけではないのでだんだんズレてきて途中から土足（土足靴カバーをしてくれる業者もあるそうです）

・ポジャンイサでは引越し荷物は新しい段ボールではなく業者の重ねられるカゴ、何度も使えるプラスチック製段ボールに当日入れすぐに荷解きするので、引っ越し前後山積みの段ボールの中で生活することはない

・保証金は管理費修理費等引かれてすぐには返ってこないこともあるので、次のお家の保証金分を余裕をもって準備しなければならない

wow!